災害が起こることを事前に通知してくれる夢のような放送それが「緊急地震速報」です。たまたま仕事上で調べる機会があり調べていくと自分の考えていた内容と大きく違っていて「正しく認識していないなぁ」と反省してしました。
おそらく多くの人が私と同じく緊急地震速報について正しく認識していないと思います。そこで参考になればと思い簡単に緊急地震速報について整理してみました。
1秒違えば・・・
1日の生活の中で1秒と言えばあっという間ですが、事故や災害での1秒はとても重みのある時間です。交通事故でも、あと1秒違えば、、、というケースも少なくありません。
大きな地震が来る!多いな津波が来る!そんな状況でも1秒の時間があれば
- 机の下にもぐる
- 子供を抱きかかえる
- しゃがむ
- 何かに掴む
- 大声でみんなに伝える
これぐらいの行動はできます。たった1秒でも先のことが分かれば、危険を回避する選択肢が増えます。
テレビやラジオは視聴していないといけない「緊急地震速報」
緊急地震速報は気象庁が中心に発信する防災情報で各放送局から放送されテレビやラジオで知ることができます。しかしテレビやラジオも「視聴状態」でないと緊急地震速報を知る事はできません。
これでは就寝中やテレビ・ラジオから離れていると知ることができません。
では?どうすれば良いのか?
緊急警報放送システムとは?
緊急地震速報とよく似た言葉で「緊急警報放送」というものがあります。
この放送は法律で定められた放送で大規模な地震や津波の警報発生時に放送されます。緊急地震速報との大きな違いは「緊急警報放送対応のテレビやラジオを所有している場合、待機状態から自動的にスイッチをオンにして放送を知らせてくれる」ということです。
一般的に緊急警報放送システム(EWS)と表記されることが多く、NHKが主導的に送信するようです。
緊急警報放送対応のテレビとラジオ
一般の家庭であればこの緊急警報放送システムに対応したテレビやラジオを常備しておくことで災害情報を事前に知ることができるようになります。
しかし、現在発売されているテレビやラジオの多くがこのEWSに対応していません。なぜそうなのか分かりませんが、エコブームの中でこのEWS機能を使うと常時待機状態にする必要があり待機電力の問題でエコに反するという意味合いで各社搭載を検討しているのではないか?と考えたりします。
せっかくこのような素晴らしいシステムがあっても、対応する機器が少ないのでは意味がありません。私が調べた中ではテレビではSONYの高級機種のテレビ。ラジオではPanasonicの一部のラジオがこのEWSに対応しています。
このような状況ですので家電製品で緊急警報放送に対応するには、一般家庭では価格が手ごろなラジオを常備することがベストということになりそうです。他の多くの機器にも早く対応してもらいたいものです。
テレビ・ラジオ以外で事前に災害情報を知る方法
東北地方に相次ぐ地震や関東や東海地方に予測される大規模地震などの危機管理からか最近では多くの企業が「緊急地震速報」の緊急放送サービスを提供しています。
これらはテレビやラジオではなく専用機器に対して緊急警報を知らせる仕組みになっています。一般家庭向きではケーブルテレビ各社が月々数百円程度の料金で専用機器レンタルをおこなっています。
携帯電話各社も「緊急地震速報」に対応していくようです。ドコモとauでは一部の最新モデルの機種で緊急地震速報のサービスを受ける事ができます。ソフトバンクも近いうちにサービス提供するようです。
一方、オフィスビルや学校などの施設に対してはインターネット回線などを利用した緊急警報サービスを行っています。一般家庭と違い多くの人が集まる場所です。経営者や担当者の方は災害に対して備えておく事は義務ではないでしょうか。
「備えあれば憂いなし」万が一の災害時にこのような警報装置があるか無いかで多くの人命が左右されるかもしれません。一度検討してみてはいかがでしょうか。